オクトパスカードとは、香港で使用される交通系ICカードの名称です。
ちなみに、オクトパスカードは英語呼びです。
カードには、交通網が発達しているという意味の「四通八達」の一部を取って、八達通と書かれています。
日本の交通系ICカードと同様に、専用の読み取り機にタッチして利用することが出来ます。
対象店舗では、お買い物の決済にも利用することが出来るため、面倒な外貨の小銭での支払いをせずに済みます。
海外では、公共交通機関を利用する方が多いと思いますが、慣れない支払いに手間取らずに旅行をたのしみたいですよね!
この記事では、便利なオクトパスカードについて、以下の内容をまとめています。
- オクトパスカードの購入方法
- オクトパスカードへのチャージ方法
- オクトパスカードの払い戻し方
便利なオクトパスカードを使って、快適な旅をしましょう!
Contents
オクトパスカードの購入方法
空港の自販機で購入した方法を紹介します。
香港空港には、このような自動券売機があります。
ぱっと目につくほど大きいですので、探す際も分かりやすいです。
今回は、この販売機ではなく、近くにあったオクトパスカード専用の販売機で購入しました。
販売機の全体写真を撮るのを忘れてましたが、大きな画面がある販売機ですので、すぐに分かると思います。不親切ですみません笑
券売機はこんな感じです。
券売機では、3種類のカードが販売されていました。
一番上に3つ横並びになっているカードは、空港と街を繋ぐエアポートエクスプレスの片道切符です。
真ん中は大人用のオクトパスカードです。
一番下は、子供用のオクトパスカードです。
画面の右側に購入の手順が書かれています。
- 言語を選択(英語、中国語:繁体字/簡体字)
- 商品と支払い方法を選択
- 支払い完了
- 製品を取る
では1つずつ解説します!
1、言語を選択
画面左下にある3種類の言語から選択します。
英語と中国語のみでしたので、英語を選択しました。
2,商品と支払い方法を選択する
今回は大人用のオクトパスカードを購入するので、真ん中のカードをタッチします。
すると、商品詳細画面になります。
画面右側に金額が表示されます。150HK$ですので、約3,000円です。(2024年1月現在)
金額の下に書かれている支払い方法を選択して購入しましょう。
しばらく操作をしないと、「続けますか?」とメッセージが出ますので、YESを押しましょう。
支払い方法は3つあります。
- クレジットカードやAPPLE Payなど
- Union Pay
- Alipay
ほとんどの方がクレジットカード払いだと思うので、一番上をタッチします。
支払い完了
クレジットカード決済は、以下の方法で読み取らせます。
- タッチ
- 挿入
- スワイプ
この時点で取引をキャンセルしたい場合は、カードリーダーの赤いボタンを押しましょう。
製品を受け取る
しばらくすると、購入した商品が取り出し口に出てきます。
よく見ると、ビクトリアピークや黄大仙など香港の観光地が描かれています。
自分のお土産になりそうなカードデザインです。
ネットでも事前に購入できる!
現地でオクトパスカードを購入するのはちょっと不安…という方には、ネットで購入する事も出来ます!
オクトパスカードにチャージされた状態で受け取る事が可能なので、すぐに使えます。
現地に到着したら空港で受け取るので、旅行までに紛失してしまう心配もありません。
オクトパスカードのチャージ方法
オクトパスカードをチャージ出来る場所は、いくつかあります。
チャージ場所
- 有人の切符売り場
- コンビニ
- 自動増値機
有人の切符売り場やコンビニでは、店員さんとのやり取りがある為、極力避けたいですよね。
今回の旅では、機械でチャージする方法で行いました。
ちなみにですが、深圳・マカオには現金でチャージを出来る所はないので、観光予定の方は残高管理をしっかりしましょう。
自動増値機でのチャージ方法
こちらが、オクトパスカードのチャージ機です。
先ほどオクトパスカードの購入の説明の際に使用した写真にもチャージ機は写っています。
この写真の右側がチャージ機です。
地下鉄や鉄道各駅の乗車券売り場に設置されています。
残高が分からなくなった場合でも、チャージ機に入れれば残金を確認することが出来ます。
オクトパスカードのチャージ手順
オクトパスカードのチャージは、シンプルです。
- オクトパスカードをカード挿入口に挿入
- 50ドルまたは100ドルを紙幣挿入口に挿入
- カード取出しボタンを押してカードを取り出す
1.オクトパスカードをカード挿入口に挿入
オクトパスカードをカード挿入口に入れます。
カードを挿入すると、画面上部に残高が表示されます。
残高確認のみの場合は、画面外右の一番下のボタンを押して、オクトパスカードを取り出しましょう。
チャージを行う場合は紙幣を挿入します。
50ドル、または100ドル紙幣を挿入
チャージする額の紙幣を挿入します。
オクトパスカードのチャージは、50ドルまたは100ドルでしか出来ません。
50ドルか100ドル以外の紙幣を挿入しても受け付けられませんので、準備しましょう。
完了したら、画面外右の一番下のボタンを押してカードを取り出します。
払い戻し
オクトパスカードの払い戻しは、地下鉄にあるカスタマーセンター(客務中心)という所で可能です。
オクトパスカードを渡し、リファンドと言えば分かってくれます。
払い戻しをすると、購入時に支払ったデポジットの50ドルと残金を返金してくれます。
ただし、以下の場合は手数料が11HK$もしくは残高の1%の高い方が掛かります。
- 残高が1,000HK$を超える場合
- オクトパスカード発行から90日に返品された場合
- オクトパスでの支払い取引が5件以下の場合
返金の金額がキリが悪い場合、いくら払ってくれたらキリよく返せるという事で金額を言われる場合があります。
手数料とかではなく、キリの良い金額にしたいだけのようなので、言われた金額を渡せばキリよい金額で返金してくれます。
しかし、知らなければ手数料を取られている?と思ってしまいそうですよね。
金額によっては騙されている!と思ってしまいそうですね笑
まとめ
- 旅客用のオクトパスカードは、150HK$で販売(デポジット50HK$含む)
- 自動販売機での購入では、カード決済が使える
- チャージは、切符売り場・コンビニ・チャージ機で出来る
- 深圳・マカオには現金でチャージ出来る所はない
- チャージは、50ドル単位でしか出来ない
- 払い戻しはカスタマーセンター(客務中心)で出来る
- 残金が1,000HK$を超える場合や、90日以内の返品などで返金時に手数料が掛かる