台湾は海外旅行先として人気ですよね。
いざ海外に行ってみるとその土地のルールを知らずに怒られた…なんて経験ある方も多いのではないでしょうか。
知ってたら得することや、知らなかったでは済まされない罰則についてまとめました。
気をつけるべき事をしっかり頭に入れて、楽しい台湾旅にしましょう!
Contents
台湾旅行で気をつけること【準備編】
現地通貨へは台湾で両替する
台湾の通過は、台湾ドルです。
日本円を台湾ドルに両替する際は、台湾の空港や銀行でおこないましょう。
台湾旅行の常識ともいえるほど、皆さんが口を揃えておっしゃいます。
銀行でのやり取りが不安だという方は、クレジットカードを使ってキャッシングを行いましょう。
ATMにクレジットカードを挿入し、画面の指示に従って操作するだけで台湾ドルを手にすることが出来ます。
クレジットカードの付帯機能ですので、ご自身のカードが対応しているか、限度額はいくらか確認しておきましょう。
電子タバコは持ち込めない
台湾は、国民の健康を守るために、煙害防止法によって厳しい規制が行われています。
その中でも、電子タバコについては全面禁止となり、台湾に持ち込むことすら出来ません。
タバコ製品に似せたお菓子なども規制の対象になるくらい厳しいようです。
タバコの規制については、その他にも
- 室内は基本禁煙
- ポイ捨て禁止
- 歩きたばこ禁止
など、ルールが定められており、違反者は罰金を支払わなくてはなりません。
服装に気をつける
飛行機や電車は寒い
台湾は、1年の半分が25℃を超えるような気候の国です。
その為、電車やバスの冷房はガンガンに効かせてあるのでとても寒いです。
紫外線は日本の2倍もある月もある
また、日本に比べて紫外線が強いと言われています。
冷房や紫外線対策としても、羽織れる薄手の長袖が1枚あれば重宝します。
万が一への備え
旅行保険に加入
旅行保険は使わないに越したことありませんよね。
しかし、何かあってからでは遅いのも事実です。
旅行のお守りとして少額でも保険をかけておいた方が安心です。
パスポートのコピー
パスポートを紛失した際の対策としてコピーを取っておきましょう。
クレジットカードの番号と連絡先をメモ
意外と忘れがちなのが、クレジットカードの紛失対策です。
紛失時の連絡先は、国内にいるタイミングでしっかり確認して、メモなどに書留めておきましょう。
台湾旅行で気をつけること【旅行中編】
携帯電話のデータローミングをoffにする
飛行機に乗った時点で機内モードにされていると思います。
海外旅行の際は、同時にデータローミングをオフにしましょう。
機内モードにしていれば大丈夫でしょ!と思われるかもしれませんが、気が付かないうちに機内モードがオフになってしまったら…
帰国後の携帯代の請求がとんでもない事になってしまいます。
携帯の設定画面からオフに出来るので、国内でしっかり操作を確認しておくと安心です。
台湾の地下鉄は飲食禁止
台湾の地下鉄は飲食が禁止されています。
ガムやアメも禁止されています。
観光客の方が、喉が渇いたからと言って飲み物をうっかり飲んでしまい、地元の方から注意されるという光景はよくある事のようです。
違反してしまうと罰金を取られてしまう恐れがあるので注意しましょう。
タクシーは注意点が多い
客引きはぼったくりに注意
観光地でバス待ちをしている際などに、タクシーの客引きをしている光景を見ます。
私は利用しませんでしたが、客引きのタクシーは相場より高いようです。
最悪の場合、ぼったくられることも。
どうしてもタクシーを利用する場合は、
- 見た目が汚いタクシーを避ける
- レストランやお店で配車してもらう
この2点である程度ぼったくられる確率は下がるようです。
ちなみに、台湾のタクシーは初乗り100元以下のようです。
台湾の道路事情で一方通行な事が多く、遠回りされているように感じてしまう事があるかもしれません。
また、深夜料金が設定されているので、料金が高く感じてしまう事があるかもしれません。
事前にリサーチして、適正な価格がいくらか把握しておく事も必要かもしれません。
ドアは自分で開ける
日本のタクシーは乗降の際はドアが開いてくれますが、台湾では自分でドアを開けなければなりません。
日本の感覚でドアが開くのを待っても、一生開きません笑
また降車時は、後方からのバイクなどに気をつけながらドアを開けて降りましょう。
シートベルトを着用する
タクシーでは、シートベルトの着用は義務です。
もし警察に止められた場合は、シートベルトをしていなかった本人が罰金を払う必要があります。
罰金を防ぐことはもちろんですが、台湾の運転は基本的に荒いので自分を守る意味でもしっかりシートベルトを着用しましょう。
夜は特に一人で乗らない
タクシーには、夜間は特に一人で乗らないようにしましょう。
どうしても乗らなければいけない場合は、お店に頼んで配車してもらいましょう。
万が一何かがあった場合に、配車時のナンバーなどの記録が役に立つことがあるようです。
運転手さんは日本語が分からない場合が多い
観光地とはいえ、言語が達者なドライバーさんばかりではありません。
行き先を伝える場合は、中国語を話せないのであればメモやグーグルマップの画面を見せて行き先を伝えるのが確実です。
Uberが安心して利用出来る
台湾では、Uberのサービスが利用出来ます。
- クレジットカードで支払い完了
- ぼったくられる心配がない
- 目的地やルートが分かっているので安心
タクシーよりメリットが多いかなと感じます。
私も台湾旅行でUberデビューしましたが、登録や利用も初めてでも簡単に利用することが出来ました。
バスは手を上げないと止まらない?
乗りたいバスが来たら手を挙げる
台湾のバスは便数も多く便利ですが、日本と事情が違う点がいくつかあります。
その一つが、乗車するバスが来たら手を上げる事です。
日本ではバス停に居ればバスは止まってくれますが、台湾はバス停に人が居ても乗る意志を示さないとスルーするようです。
観光地であれば止まってくれますが、街はずれなど利用者が少ないバス停では手を挙げて意志を示しましょう。
手を上げると言っても、小さく前ならえの片手バージョンくらいのあげ方でいいようです。
バス停に早く到着したバスは扉を閉めて停車している
バスは冷房がガンガン効いている為、冷気を逃さないように扉を閉めて停車している事があります。
扉が閉まっているから乗れないと思っていると時間になったら出発してしまいますので、運転手さんに乗るアピールをして扉を開けてもらいましょう。
現金支払いはおつりが出ないのできっちり支払う
バスを現金で利用する場合は、少し注意が必要です。
現金支払いの場合、支払額より多く支払ってもおつりが出ません。
ですので、料金ピッタリの小銭を準備しておきましょう。
台湾のバスは前後どちらから乗車してもOK
バスには前方と中央付近の2箇所に扉がありますが、どちらから乗っても大丈夫です。
前方と中央にICタッチ機があるので、乗り降りの際はタッチを忘れないようにしましょう。
タッチを忘れてしまうと、その後の利用が出来なくなる恐れがあります。
現金払いの場合は、前方から乗車して降りるバス停を伝えなければならないようです。
言葉や支払い準備などの面を考慮しても、ICカードでの利用が便利で簡単です。
降車時は降車ベルを押す
降車するバス停がアナウンスされたら、停車ボタンを押しましょう。
これは日本のシステムと同じですね。
バスも飲食禁止が多い
台湾のバスは、一部を除き飲食禁止となっています。
運転が荒い
台湾は、バスに関わらずすべての運転が荒いと言われます。
私も九份からの帰りにバスを利用しましたが、下りのグネグネ道をとんでもないスピードで降りていくので、いつ横転してもおかしくないなと感じました。
観光地で忙しすぎて飛ばしているのかもしれませんが、それにしても恐怖でした汗
着席の際はシートベルトをしっかり締めましょう。
立っている場合はつり革必須です。
降車時もバイクに気をつける
観光地など人がごった返しているバス停ではそこまで心配はいりませんが、人が少ないバス停では後方に注意しながら降車しましょう。
バスと歩道の間をバイクが通り抜けていく恐れがある為、安全確認は必須です。
バス番号はグーグルマップで確認できる
台湾のバスは、路線や停車するバス停の違いによって番号が振られています。
バスの番号はバス停の掲示物の他に、MAPで確認することが出来ます。
グーグルマップで目的地を入力すると、ルートの候補にバスを利用するルートが出るかと思います。
そこにバス番号が表示されるので、そのバスを利用しましょう。
トイレ事情はかなり日本と違う
トイレットペーパーを流せない
台湾では、トイレットペーパーを流せないトイレがまだまだ多いです。
- 排水管が細い
- トイレットペーパーが水に溶けない
- 水圧が低い
などの理由が流せない理由のようです。
トイレットペーパーが流せないトイレでは、便器の横に備えられた専用のごみ箱に捨てましょう。
と言っても、なかなか抵抗がありますよね笑
しかし、トイレを詰まらせてしまう訳にはいきませんので、しっかり守りましょう。
個室にトイレットペーパーがない場合も
盗難防止や、利用者が多く消費が激しいトイレでは、トイレットペーパーがないといった場合が考えられます。
まずは入る際に確認を行い、ない場合はトイレのどこかにトイレットペーパーがないか探しましょう。
それでも見つからない場合に備えて、水溶性のポケットティッシュを準備しておいた方が安心です。
コンビニもトイレがない
台湾のコンビニには、利用者用のトイレがほぼありません。
お腹のスクランブルが来て、コンビニが見えたから安心!と思ったらThe endです笑
そうならない為にも、駅を利用したらトイレに行っておくという習慣をつけておいた方が無難です。
台湾にウォシュレットはない
台湾旅行の際に、ウォシュレットは一回も見ていません。
というより、ウォシュレットがありそうなトイレに出会いませんでした笑
ウォシュレットがないと無理!という方もいらっしゃると思いますので、ポータブルウォシュレットを持参することをお勧めします。
また、新しいホテルや高級ホテルにはあるかもしれませんので、予約の際にHPなどで確認して宿泊するようにしましょう。
食べすぎ飲みすぎに注意
台湾は、美味しいものがたくさんあるのでつい食べ過ぎてしまいます。
その上で、
- 台湾料理は脂っこいものが多い
- 汗をかき、のどが渇く為水分を大量に摂取する
- 屋台の食材が暑さで痛んでいる場合も
などが重なり、トイレを利用する頻度はいつも以上になる事も。
そうならない為にも、暴飲暴食にはいつも以上に気をつけましょう。
台湾での支払い
現金払いが多い
屋台や街のご飯屋さんなど、クレジットカードが使えない店舗が多いです。
その為、ある程度の現金を持っておく必要があります。
とはいえ、台湾のご飯は安いので、1日当たり500元/人ほどあれば足りると思います。
チップ文化はない
台湾にチップ文化はありません。
その分は、サービス料としてしっかりとられている事が多いです。
なので、よほどの事がない限りチップは気にしなくていいです。
キャッシング用でクレジットカードを使う
台湾利用出来る主なクレジットカードは、Visa,JCB、Mastercardです。
私が台湾旅行でクレジットカードを利用したシーンは、キャッシングの1回でした。
その他大きな買い物もしていないので、特に利用するシーンはありませんでした。
買い物
レシートは捨てない
台湾で買い物をした際は、絶対にレシートは捨てないで下さい。
台湾のレシートには、なんと宝くじが付いているんです!
1等なんと1千万元!
日本円で4千万円ってすごくないですか?
しかも何がすごいかって、どんなに安い買い物でも必ず付いてくるんです。
1等を当てた人の中には、100円台のパンを購入した方もいるくらいに全員に夢がある宝くじなのです。
旅行したうえにレシートで宝くじがあたればお金ももらえるって、そんな美味しい話があっていいのでしょうか。
2ヶ月に一回抽選があり、3ヶ月以内に換金しないといけないようです。
外国人の私たちでも当選金を受け取れる権利はありますので、レシートは絶対に捨てないで下さい。
台湾でもエコバッグが活躍
台湾でもレジ袋は有料です。
日本と同じくらいの数円で購入することが可能ですが、エコバッグを持参して環境に貢献しましょう。
お土産代わりに現地でエコバッグを購入するのもありかもしれませんね。
スリに注意!
台湾の人気観光地では、人がとにかく多いです。
世界中からたくさんの外国人が集まってきていますから、何が起きても不思議ではありません。
台湾に限った話ではありませんが、旅行中のスリには十分注意しましょう。
- リュックやかばんは視界に入るように前方にからう
- 使用しないクレジットカードを持ち歩かない
- 貴重品は隠しポケットがあるバッグに忍ばせる
等の対策を行い、スリの被害がない楽しい旅行にしましょう。
食事のマナーや注意点
食事のマナー
- 食器を持ち上げない
- 麺はすすらない
食事の際に、お皿を持ち上げて食べるのはマナー違反のようです。
汁ものもスプーンを使って飲むのが好ましいとされています。
また、世界的に麺をすする音を不快に思われる方が多いです。
台湾でも麺をすするのはマナー違反のようですので、音を立てないように食事をしましょう。
食事の注意点
- お茶はとにかく甘い
- 水道水は飲めない
台湾のお茶はとにかく甘いです。
ノーマルでも、お茶に砂糖をしっかりいれたような甘さを感じます。
甘いお茶が苦手な方は、無糖と表記されたお茶を購入しましょう。
想像の倍は甘いと思っていても、想像を超えてきます笑
家電製品は、電圧をチェック
台湾と日本は、電圧が少し差があります。
- 日本:100V
- 台湾:110V
とはいえ、製品の表示を見ると100-240Vなどある程度の電圧差は利用出来るものが多いです。
100Vのみの表記の製品や、壊れないか心配な場合は変圧器を利用しましょう。
言葉に気をつける
日本語が分かる現地の方もいる
歴史的な背景から、現地の方でも日本語を理解できる方がいらっしゃいます。
汚い言葉も伝わってしまいますので、言葉遣いは気をつけましょう。
日本人観光客も一定数いる
海外だからと羽目を外し過ぎている日本人を想像すると、恥ずかしくなりますよね。
いくら海外とは言え、日本人が多く訪れる観光地ですので、節度をわきまえて行動しましょう。
帰りの空港
LCCは乗り場がとにかく遠い
台湾にはLCCを利用して行かれる方も多いと思います。
どの空港もそうですが、LCCの乗り場はとにかく遠いです。
私もタイガーエアを利用して台湾に行きましたが、チェックインカウンターから、待機所まで歩いて10分ほど掛かりました。
飛行機の近くまでいく連絡バスも、乗り始めの時間が読めない所があるので早めに到着しておきましょう。
お土産を考慮した荷物の重さ
チケットを購入する際に、LCCの場合だと預ける荷物の重量によって料金が変わってきます。
帰りは、お土産などで重量が増えるのは想定済みでしょうが、予約している重量を超えると追加料金が発生してしまいます。
ホテルでしっかり荷造りをしてチェックインカウンターまで重量オーバーになっていないかドキドキするのは精神衛生上よくありませんよね笑
ラゲッジスケールで預け入れ荷物の重量をあらかじめ計測しておくと、調整も出来て不安を払拭で出来ます。
空港泊する際の注意点
置き引き注意
警備員が巡回してくれているものの、完全ではありません。
ワイヤーロックなどでベンチに括り付ける方法もあるようです。
空港内はとにかく寒い
空港内部は、エアコンがとても効いているので、寒さで起きます。
毛布が欲しくなるくらいの寒さでしたのでかなり辛かった記憶があります。
毛布はかさばりますので、せめて体を覆えるくらいの衣類は準備したほうがいいと思います。
まとめ
台湾旅行で気をつけることを42個あげてみました。
たくさんありすぎて訳が分からなくなりそうですね笑
この中でも特に知っておきたい4つは以下の通りです。
- 電子タバコは持ち込めない(罰金あり)
- バスや地下鉄など、飲食禁止エリアがある(罰金あり)
- タクシーを利用する際にはぼったくりに気をつける
- 節度をもって行動する
気をつける所はしっかり気をつけて、思いっきり楽しみましょう!